XboxEvoX化改造


ついに買ってしまいました!!
Microsoft社の世界一高性能と言われているゲーム機です。
製造は2002年1月で、かなり初期のものであることがわかります。
中古品で、ゲオで9980円でした。中古で1万円以上の人もいればイトーヨーカドーでこの価格で新品が買えるという情報も・・・安いんだか高いんだか・・・
まぁ米MicrosoftはPS2の数倍(3倍?)の性能だからということで日本市場に投入し、売り上げを期待していたと思われるゲームですが結局売れなくて失敗だったんですよね。
更には改造されて違う用途に使わるという・・・
ネットワークメディアプレーヤーに最適です。(ネットワークメディアプレーヤーとしては)値段もお安いのでぜひ1台!

重要
Xboxの改造は最悪、PCが壊れる危険性があります。
最近のXboxは改造出来ないという情報もあります。
Xbox Liveに接続された本体は改造できません。


まずは紹介から
Xbox重杉。
ご覧のとおり袋が伸びています。
ここでこの凶箱のスペックを簡単に・・・

基本的に、箱に記載してあるスペック 詳細
Intel社製CPU PentiumIII733MHz(Cache128KB)
おそらくCoppermine
NVIDIA社製GPU GeForce2〜4相当?
64MBメモリ SAMSUNG社製
ハードディスク WD社製8GBまたはSeagate社製10GB 5400rpm
DVDドライブ Thomson社製またはPhilips社製2〜5x?
イーサネット端子搭載 100Base-TX/10Base-T
重量:3.86kg
消費電力:200W(モンスター級、初期型PS2 4台分)

前面
4つのコントローラ端子
電源ボタン
イジェクトスイッチ
といった感じでしょうか?
左から
電源コネクタ
AV I/O
イーサネット

背面

改造開始

分解時必要になるもの
トルクスドライバー3本
T-10(内部でこれが使用されています)
T-15(HDD改装する方は必要です)
T-20(本体ケースの開封に必要です)
注意:BIOS書き換えを行う方は少し長めのT-10が必要です。(画像上参考)
DVDドライブのネジが奥にあるため画像下のようなドライバーでは回すことが出来ません。


あった方がいいもの
ドライヤー

改造に必要なもの(ソフトを除く)
デスクトップPC(自作推奨)
IDEケーブル
電源ケーブル
初めに本体を裏返します。
ネジがゴム足の下に隠れていますのでドライヤーで暖めながら少しゴム足を剥がします。

ネジがゴム足の下に隠れているとは非常にアメリカンなつくりで中がどうなっているのか楽しみになります(爆

このゴム足、一度剥がすと粘着力が無くなりますが、ドライヤーで暖めながら貼るといくらかマシになります。
ゴム足を少し剥がすとネジの上に透明なフィルムのようなものが被さっていると思いますが、ネジを緩めるにはこれを取り払う必要がありますのでカッターで切り込みを入れるなりして取り除いてください。(見づらいですが本体の角についている物がそうです。)
合計4本


シールの下にネジが隠れていますので忘れずに緩めてください。
これもドライヤーで暖めながら行うと綺麗に剥がれます。(端がヨレてしまうのは仕方ない・・・)
合計2本

シールの下にネジがあるとはさすがアメリカ!
メーカーで修理のとき分解したらシールを印刷しなおすのだろうか?
ネジを外したら真っ直ぐ上にケースを開けます。
ツメはありませんが開きにくいです。

IDEケーブルでDVDドライブとHDDが接続されています。
この辺PCっぽいです。
ここからが一番重要です。
EvoXを導入するためにXboxとPCを接続します。
XboxのHDDはパスワードでロックされているため普通にPCに接続しただけでは使用できません。
おまけにファイルシステムはFAT-Xなので読み書きにも専用のソフトが必要になります。
そこでXbox本体を使用し、ロックを解除した後電源をONのままIDEケーブルをPCに繋ぎかえるというデンジャーな事を行いPCでも使用可能にします。

HDDの電源はXboxとPCどちらから取っても構いません。
認識しなかったら変えてみてください。


注意:PCが壊れるのを恐れてUSB2.0や1394の変換基板を使おうなんて考えてる方もいるかもしれませんが、試したところ使えませんでした。
手順が悪かった可能性もありますが・・・
HDDの電源をXboxから取る場合(今回はこちらで行いました)

1.Xboxの電源を入れる

2.ダッシュボードの画面(ミュージックとか書いてあるところ)になったらXboxのHDD側IDEケーブルを外しPCのIDEケーブルに繋ぎかえる(画面が暗くなりHDDの回転が止まったらと言う話もあるが何回か試しても止まる気配無かったです。より安全に行いたい方は待った方がいいのかもしれません)

3.PCの電源を入れる

4.BIOS設定を起動しHDDが正常に認識されているか確認する(していなかったらPCの電源はそのままで繋ぎ変えたIDEケーブルを元に戻し(これ行わないと二度と使えなくなります)電源を切り手順1からやり直し)電源を落とす順番はPC→Xbox

5.Windowsを起動させるためBIOS画面でCtrl+Alt+Delで再起動(電源は切らないほうがいいみたい?とにかくWindowsが起動すればいいんです)

6.デバイスマネージャでHDDが認識されているか確認(されていないなら手順1からやり直し。このときもPCの電源はそのままで繋ぎ変えたIDEケーブルは元に戻してから行ってください)電源を落とす順番はPC→Xbox

7.HDD_Driverを起動(GoodNewsが出たら書き換えに移る BadNewsが出た方はPCの電源はそのままで繋ぎ変えたIDEケーブルは元に戻してから電源を切り手順1からやり直し)電源を落とす順番はPC→Xbox
この時のBadNewsはケーブルの問題よりもHDDのロック解除に失敗している可能性の方が高いです。これで10時間程無駄にしました。
HDDの電源をPCから取る場合(電源はPCから取っていても途中でXboxの電源を切らないでください)

1.Xboxの電源ケーブルのみをPCの電源ケーブルに繋ぎかえる。

2.PCの電源を入れ、直ぐに(メモリカウントのあたり?)キーボードのPauseキーを押して止める。

3.Xboxの電源を入れる

4.ダッシュボードの画面になったらIDEケーブルを繋ぎ変え何かキーを押して画面を進める。(この場合、BIOSでHDDの確認はしない方が無難)

5.Windows起動後、デバイスマネージャでHDDが認識しているか確認。(認識していない場合はPCの電源はそのままで電源繋ぎ変えたIDEケーブルを元に戻し、Xbox→PCの順番で電源を切って手順1からやり直し。

6.以後、上の手順7から行う
こちらの方法では電源を切る順番をPC→XboxではなくXbox→PCにしないと二度と使えなくなりますのでご注意ください。
実はこの作業、タイミングも重要なんですがケーブルも重要だったりします。
電源やケーブルはちゃんと繋げていてもBIOSですら認識しないということが発生することがあります。
その場合はケーブルが原因のようで最初40芯ケーブルで認識しませんでしたが80芯ケーブルに変えたところ問題なく認識しました。
1ドライブ用や2ドライブ用というのは特に関係ないと思いますが認識しなかったらケーブルを交換してみてください。(自分は2ドライブ用しか試していません)
メインPCがノートなのでデスクトップに接続しVNCで操作しました。
BadNewsの場合はこのようになります。
GoodNewsはあまりにも出る回数が少なかったので取り忘れ。
HDD_Driver操作方法はあまりにも項目が多くなってしまうため、気が向いたら書かせて頂きます・・・
ここまで分解したのにどうしろと言われるとあれなのでそちらの方はリンク先をご覧ください。

BIOS書き換え

まるでPC・・・
ネジとケーブルを外し、ここまで分解します。
DVDドライブのネジを外すには長めのトルクスドライバーT10が必要です。
この電源コネクタは硬すぎて引き抜くのが大変です。
あのインプレスの分解担当者でさえ折ってしまうような物ですから注意が必要です。その記事へ

右にメモリ用の空きパターンが見えます。
ここにメモリを付け足して128MBに改造した人もいます。
パターンが存在するということは元々128MBで設計が進められたのでしょうか?

電源コネクタ付近

また紹介が入るわけです・・・
右がCPU、左がGPUです。
CPUはケースファンで冷やされる仕組みのようです。
軽く掃除をしておくと良いです。
MCPXとはPCで言うサウスブリッジに相当するチップです。
ここにUSB、IDE、サウンド、LANの機能が入っています。

その左上にちょっとだけ見えるのがFlashROMで、ここにBIOSが入っています。

MCPX部
基板を固定しているネジを外しマザーボードを取り外します。
このときケースファンのコードの取り忘れにご注意ください。

このマザーボード取り外す時の角度が微妙なようで引っかかってなかなか外れない時があります。
取り外す時、イーサネットコネクタに傷が付くのは仕様です・・・

BIOSが書き換えできるようにするため赤で囲んだ部分にハンダを盛ります。

ハンダが悪かったのかもしれませんが乗りにくく、何度もやっているうちにパターンが剥がれてしまいました。
パターンを追いかけて配線しましたが、もう1つの方法を見つけましたので、失敗しても2回まで行うことが出来ます。

ハンダではなくコンダクティブペンで行うとパターンを剥がす心配がありません。
同様に赤で囲んだ部分にハンダを盛ります。
これでBIOSが焼けるようになりました。

資料
基板裏はメモリチップが乗っています。
同様に空きパターンがあるので128MB化をするにはこちらにも乗せる必要があります。
ヒートシンクががっちり付いていて基板が曲がっています。
XboxのCPUはソケット式ではないため交換することが出来ません。(BGA)

CPU裏

Xbox Protection Cord
初期のXboxはコードが発熱して燃えるということが起こったようで、交換用の電源ケーブルを無料で配布しています。

Microsoftの説明では
Xboxの問題はケーブルが異常発熱、本体の電源コネクタの破損と言っています。この問題を解決したコードのようです。

ちゃんと説明書も付いてくるあたりがMSらしいです。
プラグ部分に遮断機のようなものが付いています。

個人的な予想ですが
これは本体の電源基板に問題があって、本体を回収して基板交換だと凄いことになってしまうので交換用電源コードに遮断機を付て対応対応したのでしょうね。市販のメガネケーブル使えば安心という問題じゃないみたいです。
改造しているユーザーはこちらの方が嬉しいですがね。

これで変わったところといえば
金プラグになった。
ACアダプタのようになった。
Xbox本体への差込が簡単になった。
ぐらいです。

改造後


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